突然ですが、アナタはクリックとダブルクリックの違いを知っていますか?
実は、関係ないところでのダブルクリックは非常に危険なんです。
ということで、今回はクリックとダブルクリックの違いをお話しさせていただきます。
※この記事はパソコン超初心者さん向けの記事です。
むやみな「ダブルクリック」は危険!?
よくパソコン初心者さんに、
「何もしてないのに急に動かなくなった」
「突然フリーズした」という相談を受けます。
そういう方に限って、やたらダブルクリックをしたがります。
ダブルクリックをしまくりながら、
「いきなり壊れた壊れた!!」
「なにやっても動かない動かない!!」と大騒ぎします…
実は、むやみな連続ダブルクリックは故障(フリーズ)の主な原因なんです。
コレ、意外と知らない方が多いんです。
パソコンにおけるダブルクリックの主な役割は「起動」です。
・直接ソフトを起動する。
・直接ファイルを開く。
この二つの操作のときのみ、ダブルクリックをします。
それ以外は基本クリックです。
※ソフトによって例外もあります。
そうなんです。ダブルクリックという操作は、そんなに頻度が高くないんです。
割合でいうとクリック(8割)、ダブルクリック(2割)くらいです。
※むやみにやる操作ではありません。
では、クリックとダブルクリックをどう使い分ければいいのでしょうか?
マウス操作でパソコンを壊さないようにするポイント
まず「クリック」してみる
・最初のうちはまずクリックしてみて、反応がなかったらダブルクリックをしてみましょう。
これを繰り返すうちに、クリックするのかダブルクリックするのかが分かってきます。
連続で「ダブルクリック」をしない
・連続でダブルクリックをするのは大変危険です。
パソコンは意外と融通がききません。
同じ命令がきたら、バカ正直に何度でも実行します。
先ほどもいいましたが、ダブルクリックをするということは、
「このソフトを起動しなさい!!」
「この書類を開きなさい!!」と命令する操作です。
勘のいい方ならもうお分かりだと思いますが、
ダブルクリックを連続でするということは「コレを起動しなさい!! 起動しなさい!! 起動しなさい!!……」と命令しているのです。
この操作は「どうぞフリーズして下さい」と、言っているようなものです。
ダブルクリックを立て続けにやるということは車に例えると、すでにエンジンが掛かっている車の「セル」を回し続けるのと一緒です。
※そりゃ壊れますよね…
あともう一つ重要なポイントがあります。
それは、パソコンはダブルクリック後、反応するまでに多少時間が掛かるということです。
ですので、パソコンが動くまでしばらく待つということを習慣化しましょう。
※せっかちな方は、パソコンを壊す危険が高いので特にご注意を!!
マウス操作が苦手なアナタに
ダブルクリックは慣れないと操作が難しいです。
マウス操作が不安な方は、下記記事を見ながら練習してみて下さい。
■マウスの練習ができるサイト~IT講習会支援サイト~↓↓↓
■パソコン初心者さんが、はじめに覚えたほうがいい7つの基本操作↓↓↓
さいごに
ダブルクリックは、意外と重要な操作と言うことが分かっていただけたでしょうか。
なんでもかんでもダブルクリックしていた方は、大変危険ですので今すぐ止めてください!!
そしてこれからは、クリックとダブルクリックの違いをきちんと把握して、パソコンを安全に使いましょう。
以上、『クリック』と『ダブルクリック』の違いを知っていますか?でした。