9月28日はパソコン記念日です。
偉そうに紹介していますが、ついさっきyahooで知りました(笑)
1979年9月28日に、パソコンブームの元となる「PC-8001」シリーズが発売。
その発売日にちなんでパソコン記念日になったそうです。
あれこれ昔を懐かしんでいたら、今まで出会ってきたパソコンやゲームたちを思い出しました。
そんなわけで、今回はボクのパソコン歴史を勝手に語りたいと思います。
ちょっとでも共感していただけたら幸いです。
初めてのパソコン?【PB-100】
出典:Wikipedia
カシオ計算機が発売した低価格のポケットコンピュータ。
プログラミング言語としてBASICを内蔵した横長のポケット型コンピュータである。当時の最先端技術であったVLSIを使用してCPU, ROM, RAMをワンチップにすること、RAMの容量を1Kバイトにすること、液晶表示を12桁にすることで14,800円の低価格にすることに成功。
元々はコンピュータに興味を持つ大学生やサラリーマン層をターゲットとしたものだったが、およそLSIゲーム2台分という価格の安さと、キャラクタパターンを多く持ちゲームが作りやすかったことから低年層にも支持され、数多くのゲームがコンピュータ雑誌に掲載された。
Wikipediaより引用
初めて買ってもらったパソコン(?)は「PB-100」でした。
発売日は1982年(昭和57年)です。
あれからもう40年近く経っているんですね…
このPB-100、正確にはパソコンではなくポケコンと呼ばれていました。
プログラミング(BASIC)で簡単なゲームを作って遊ぶことができました。
いろんな雑誌にコードが掲載されていて、それを一生懸命入力していました。
自分で入力したゲームがちゃんと動いた時の感動は今でも鮮明に覚えています。
初めてのパソコン【PC-8801MKⅡSR】
出典:Wikipedia
ボクが初めて購入したパソコンは、PC-8801 MKⅡSRでした。
発売日は1985年(昭和60年)です。バイト代が全部吹っ飛びました。
買った理由はただひとつ、PCゲームがやりたかったから。
正直なところ、パソコン自体にはそんなに興味はなかったです。
このPC-8801MKⅡSRですが、持っていた方はご存知だと思いますけどパソコンというよりほとんどゲーム機です(笑)
この頃、ボクがハマっていたPCゲームをいくつか紹介します。
ボクの記憶に残っている昭和PCゲームセレクション
Wizardry(ウイザードリィ)
ボクが初めてやったPCゲームがコレです。
RPG(ロールプレイングゲーム)の原点ともいえる作品ではないでしょうか。
コマンドの大半は、キーボード入力という斬新さです。
黒と白い線しかない画面(しかもほぼ無音)のおかげで、恐怖感が倍増していました。
一生懸命、紙にマップを書きながら遊んでいたのを思い出します。
ボクのゲーム人生の中で、かなり長い時間遊んだゲームのひとつです。
※ちなみに1番は【A列車で行こう】シリーズです。

ALPHA(アルファ)
この頃の流行りは、AVG(アドベンチャーゲーム)ではないでしょうか。
その中でも、ALPHAは面白かった記憶があります。
主人公の女の子クリスが可愛かったです。
しかも途中で監禁されたりします(笑)
エンディングもなかなか感動的でした。
でも、なんといってもALPHAの最大の魅力はOP(オープニング)の音楽です。
ALPHA以前のPCゲームは基本静止画で無音だったのが、このあたりのゲームから動きと音楽が加わりました。
この時代はちょっと動くだけでも大興奮でしたね。
でも映像がちょっと動くだけで処理しきれず音がズレる、そんな時代でした。
※この動画も音ズレしてますね(笑)
太陽の神殿 アステカⅡ
こちらもAVGです。
ファミコンでも発売されていたので、知っている方も多いのではないでしょうか。
この太陽の神殿、激ムズでした。
たしか終盤で順番間違えてもゲームオーバーにはならず、そのまま永遠にクリアできない状態になりませんでしたっけ?
どうやろうと絶対にクリアできない状態なのにゲームオーバーにならないんだから、なにか方法があるんじゃないかと一生懸命続けていた記憶があります。
※これって激ムズっていうよりバグですよね。
RELICS【レリクス】
このゲームはアクションゲームの草分け的な作品です。
しかし残念ながら、処理が全く追いついてないので思ったように操作できません。
はっきり言って「あまり面白くなかった」です。
じゃあなんで紹介したかというと音楽です。
曲がかっこいいんです。特にOPが最高です。
このあたりからFM音源になって、臨場感が増しました。
映像も動くようになりゲーム性があがりました。
それを初めて体感したのがレリクスです。
ぜひOP(2:30~)を見てみてください。
やったことのある方は鳥肌モンですよ!!
カクカク動く映像に時代を感じます(笑)
Ys-Ⅱ【イースⅡ】
ゲーム好きの方で知らない人はいないくらい有名な作品です。
アクションRPG(ロールプレイングゲーム)の先駆け的な作品です。
音楽・映像・ゲーム性・ストーリー、どれをとっても完璧な作品でした。
イースのOP、しびれます、鳥肌全開です!!
2台目【PC-9821】
出展:121ware.com
CPU:i486SX(33MHz)/ メモリ:8MB/ HDD:210MB[1]/ OS:Windows 3.1
1994年10月に発売。初代CanBeの一種で15インチCRTディスプレイ一体型の機種。
ステレオスピーカー内蔵。フロッピーディスクドライブが1機のもの(model 2、model 2F)と2機のモデル(model 2D)がある。
model 2FはFAXモデムを標準搭載したモデルであった。Cバスは1スロットのみ。Wikipediaより引用
2台目は「PC-9821」です。
完全に買う時期を間違えました(汗)
せめてWindows95搭載機なら、もうちょっとマシだったかもしれません。
この頃パソコンはマルチメディア機になりつつありました。
※マルチメディアとは、いろいろなことに活用することです。
しかしスペックをみてもらえばわかる通り、とても使い物になる代物ではありません。
Windows3.1の起動で精一杯なのに、なにがマルチメディア機なのかと…
メモリー8MB
メモリー8MBで一体何をやれというのでしょうか。
「8GB」じゃないですよ「8MB」です。
今の標準的なメモリー(4GB)のおよそ500分の1です。
今のパソコンは、この時期(約25年前)のパソコンに比べて約500倍の処理ができます。
HDD 210MB
HDDも「210GB」じゃなくて「210MB」です。
※今のHDDの標準は「約1TB」です。
こちらも計算してみると容量差は約4761倍です。
今のPCは、この時代のパソコン4761台分のデータを1台に保存することができるんです。
もう意味が分かりません(笑)
ちなみにCD1枚の容量は700MBです。
CDの容量にさえ負けています。
しかも約3分の1です…
そうなんです、この時代のパソコンはCD1枚分すらパソコンに取り込めないんです。
今からするとギャクとしか思えないスペックです(笑)
これで定価が34万円です、ありえない時代ですよね。
※記憶が曖昧なんですが実際は20万くらいで買ったような。
といっても詐欺とかではなく、このスペックが当時のレベルだったんです。
まさかこんな短期間で、こんなに性能が進化するなんて思ってもみませんでした。
このあとの新機種パソコンは、性能は進化して価格は下がるという流れになります。
ホント、最悪のタイミングで買ってしまいました。
3台目【imac】
作者 Carl Berkeley [CC BY-SA 2.0], ウィキメディア・コモンズ経由で
初めて「iMac」を見たときは衝撃的でした。
とにかくかっこいい。見ているだけでも楽しかったなぁ。
肝心の操作性は、Windowsとの違いに戸惑いまくりでした。
※しょっちゅう爆弾に遭遇してました(笑)
4台目【FMV-DESKPOWER CE7】
出展:FUJITSU
この辺り(2001年)で、ようやくまともに使えるパソコンが登場したという感じです。
PCのスペックが進化したというのもありますが、やはり一番の要因は WindowsXP の登場です。
今まで頻発していたフリーズが激減しました。
WindowsXP は、パソコンの発展に多大なる影響を与えましたね。
ここまでのパソコンの進化はとてつもなく速くて凄かったです。
ただここから先は、スペック的には進化していますが操作性や機能は今とそんなに変わらないような気がします。
4台目以降は「東芝・NEC・SONY・DELL・HP」など、様々な機種を使わせていただいております。
最後に
いろいろ考えてみると、
「ボクの人生には、いつもそばにパソコンがあったんだなぁ」と改めて感じました。
10年後、パソコンはいったいどんな進化を遂げているのでしょうか。
恐らく、想像もできないことが可能になることでしょう。
以上、昭和のパソコンとPCゲームの記憶~PC-8801MKⅡ~でした。